
デロンギのオイルヒーターってよく聞くけど、実際どうなんですか?石油ファンヒーターとは何が違うの?

デロンギのヒーターは「風を出さない暖房」なんです!空気が乾燥しにくくて、音も静か。石油ファンヒーターとは暖め方がまったく違うので、一緒に見ていきましょう。
「オイルヒーターって本当に暖かいの?」「電気代が高いイメージがあるけど実際は?」「マルチダイナミックヒーターって何?」
デロンギ(De’Longhi)はイタリア生まれの家電ブランドで、オイルヒーターの分野では世界的なトップメーカーです。日本でもオイルヒーターといえばデロンギというほど高い知名度があります。
この記事では、デロンギのオイルヒーターと最新のマルチダイナミックヒーターの違い、電気代、メリット・デメリット、石油ファンヒーターとの比較まで、わかりやすく解説します。
デロンギのヒーターは「ゼロ風暖房」
デロンギのヒーター最大の特徴は、風を出さずに部屋全体を暖める「ゼロ風暖房」です。
一般的なエアコンや石油ファンヒーターは温風を吹き出して部屋を暖めますが、デロンギのヒーターは「輻射熱(ふくしゃねつ)」を使います。太陽の光に当たるとぽかぽか暖かく感じるのと同じ原理です。
本体から出る輻射熱が壁や床、天井を暖め、暖められた壁や床からも二次的に輻射熱が出るため、部屋全体が「陽だまりのような暖かさ」に包まれます。
ゼロ風暖房のメリット
- 風が出ないのでホコリが舞い上がらない
- 肌やのどが乾燥しにくい
- 運転音がとても静か
- 空気を汚さない(換気不要)
オイルヒーターとマルチダイナミックヒーターの違い
デロンギのヒーターには大きく2種類あります。
オイルヒーター
デロンギの定番商品です。金属製の放熱フィンの中に密閉された難燃性のオイルを電気で温め、その熱で部屋全体を暖めます。
メリット
- 本体価格が比較的安い(2万円台〜)
- ラインナップが豊富で選びやすい
- シンプルな構造で壊れにくい
デメリット
- 部屋が暖まるまでに30〜60分かかる
- オイルの温度を急に下げられないので、暖めすぎになりやすい
- 本体が重い
マルチダイナミックヒーター
デロンギの最新技術を搭載した進化版ヒーターです。オイルを使わず、内部の金属モジュールを直接温めて放熱します。
メリット
- オイルヒーターの約2倍のスピードで部屋が暖まる
- 秒単位で室温を感知し、±0.1℃の精度で温度をキープ
- 旧オイルヒーターに比べて電気代を約63%節約
- 運転音がほぼ無音
- ECOモードでさらに約20%節電
- Wi-Fiモデルならスマホから外出先で操作可能
デメリット
- 本体価格が高い(5万円台〜10万円超)
- ラインナップがオイルヒーターに比べて少ない

マルチダイナミックヒーターの方が断然よさそうだけど、お値段が…

確かに初期費用は高いです。でも電気代の差を考えると、毎日使う方は2〜3シーズンで元が取れますよ。予算重視ならオイルヒーターでも十分快適です!
電気代はどのくらい?
デロンギのヒーターの電気代を、31円/kWhで計算してみましょう。
オイルヒーター(1500Wモデル・ECO運転)
フルパワー時:1時間あたり約46.5円
ECO運転時:1時間あたり約37.2円(約20%節電)
1日8時間ECO運転した場合:約298円
1ヶ月(30日):約8,928円
マルチダイナミックヒーター(1500Wモデル・ECO運転)
フルパワー時:1時間あたり約46.5円
ECO運転+温度キープ時:実稼働は約60%程度
実質の電気代:1時間あたり約28円程度
1日8時間使用した場合:約224円
1ヶ月(30日):約6,720円
マルチダイナミックヒーターは高精度な温度制御で無駄な暖めすぎを防ぐため、カタログスペックの消費電力よりもずっと実際の電気代は安くなります。
他の暖房器具との比較
エアコン(暖房・8〜10畳用) — 月額約4,000〜6,000円。電気代は最も安いが、乾燥しやすい。
石油ファンヒーター — 灯油代が月額約3,000〜5,000円+電気代。暖房能力は高いが、換気が必要。
デロンギ マルチダイナミックヒーター — 月額約6,000〜8,000円。乾燥しにくく静かだが、電気代はやや高め。
電気代だけで比較するとエアコンや石油ファンヒーターの方が安いですが、乾燥のしにくさや静音性、空気のきれいさを考慮すると、デロンギの価値は十分にあります。
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石油ファンヒーターとの比較
あったかナビでもおなじみの石油ファンヒーターと、デロンギのヒーターはどう違うのでしょうか?
暖房能力
石油ファンヒーター — 速暖性が高く、スイッチを入れて数分で部屋全体が暖まります。広い部屋でもパワフルに対応。
デロンギ — じわじわと部屋全体が暖まる方式。マルチダイナミックヒーターでも15〜25分はかかります。ただし暖まった後の快適さは抜群。
安全性
石油ファンヒーター — 灯油を燃焼させるため、火災リスクや一酸化炭素中毒のリスクがあります。定期的な換気が必要です。
▶ 石油ファンヒーターの安全な使い方と換気のポイント【一酸化炭素中毒を防ぐ】
デロンギ — 火を使わないので火災リスクが極めて低い。表面温度も約60℃と、やけどしにくい安全設計。換気も不要です。
手間
石油ファンヒーター — 灯油の購入・補給が必要。シーズンオフには灯油を抜く作業や空焚きなどのメンテナンスが必要。
▶ 石油ファンヒーターのしまい方|来シーズンも快適に使うためのお手入れ手順
デロンギ — コンセントに挿すだけ。燃料補給不要でメンテナンスもほぼ不要。シーズンオフは拭いて収納するだけです。
乾燥
石油ファンヒーター — 温風を出すので乾燥しやすい面もあるが、灯油の燃焼時に水蒸気が発生するため、エアコンほど乾燥しない。
デロンギ — 風を出さないので最も乾燥しにくい暖房の一つ。肌やのどが弱い方に最適。

石油ファンヒーターの方がパワフルで安いけど、デロンギは安全で乾燥しにくいんですね。

その通り!どちらが良い悪いではなく、ライフスタイルに合った方を選ぶのがベストです。灯油の手間が嫌な方やお子さんがいるご家庭にはデロンギがピッタリですよ。
デロンギはこんな人におすすめ
赤ちゃんや小さなお子さんがいるご家庭 — 表面温度が約60℃でやけどしにくく、火を使わないので安全。風でホコリも舞わない。
ペットがいるご家庭 — 風が出ないのでペットのストレスが少なく、空気も汚さない。
▶ 赤ちゃん・ペットがいる家庭の暖房器具の選び方|安全でおすすめなのは?
肌やのどが乾燥しやすい方 — ゼロ風暖房で乾燥を最小限に抑えられる。加湿器の稼働も最小限で済む。
▶ 暖房と加湿器の組み合わせが最強!正しい使い方と置き場所を解説
寝室で使いたい方 — 運転音がほぼ無音なので、睡眠の邪魔になりません。タイマー機能で起床時に暖かい部屋が待っています。
灯油の補給が面倒な方 — コンセントに挿すだけ。燃料の購入や補給の手間がゼロ。
花粉症やアレルギーがある方 — 風でホコリや花粉を巻き上げないので、アレルギー症状が出にくい。
デロンギが向かない人
すぐに暖まりたい方 — 石油ファンヒーターやエアコンの方が速暖性は上。
電気代を最優先したい方 — エアコンの方が月々のランニングコストは安い。
広いリビングや吹き抜けの部屋 — 輻射熱は密閉された空間で力を発揮します。吹き抜けのある開放的な空間ではエアコンの方が効率的です。
極寒の寒冷地 — 外気温が極端に低い地域では、石油ストーブやエアコンなどパワフルな暖房の方が適しています。
電気代を節約する4つのコツ
1. ECOモードを活用する
ボタン一つで約20%の節電になります。快適さはほとんど変わらないので、基本はECO運転で使いましょう。
2. 窓の断熱対策をする
窓からの冷気を防ぐだけで、ヒーターの効率が大幅にアップします。断熱シートやカーテンを活用しましょう。
3. ドアを閉めて密閉空間で使う
輻射熱は密閉された空間で最大の効果を発揮します。使う部屋のドアをしっかり閉めて使いましょう。
4. 設定温度は控えめに
輻射熱には「二次的輻射」という現象があり、壁や床が暖まると体感温度は設定温度よりも高く感じます。設定温度を1〜2℃低めにしても十分暖かいので、まずは低めの温度で試してみてください。
まとめ
デロンギのヒーターは「風を出さない暖房」という独自のスタイルで、乾燥しにくく、静かで、安全な暖房環境を提供してくれます。
コスパ重視ならオイルヒーター、性能重視ならマルチダイナミックヒーターがおすすめです。石油ファンヒーターほどの速暖性やパワフルさはありませんが、赤ちゃんやペットがいるご家庭、乾燥が気になる方、寝室で使いたい方にとっては最高の選択肢です。
電気代が気になる方は、ECOモードの活用と窓の断熱対策で無駄を減らしましょう。快適さと省エネを両立して、心地よい冬を過ごしてください。

デロンギのヒーター、寝室に置いたら最高に快適そう!来シーズンまでに検討してみます。

寝室との相性は抜群ですよ!タイマーで朝起きる時間に合わせて暖めておけば、布団から出るのもつらくなくなります。ぜひ検討してみてくださいね!
※本記事の情報は2026年時点のものです。ラインナップや価格は変更される場合があります。最新情報はデロンギ公式サイトでご確認ください。


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