「冷え性でいつも手足が冷たい」「温かい飲み物を飲んでいるのに温まらない」「飲み物で手軽に温活を始めたい」
寒い日に温かい飲み物を飲むとホッとしますよね。でも実は、温度が高いだけでは体の芯から温まるとは限りません。飲み物の成分によっては、一時的に温まっても、その後かえって体を冷やしてしまうものもあるんです。
この記事では、体を芯から温める飲み物の選び方と、おすすめの温活ドリンク8選を紹介します。

寒い日にホットコーヒーを飲んでるんですけど、なかなか体が温まらないんです…。温かい飲み物ならなんでもいいんじゃないの?
「温かい=体が温まる」は間違い?
まず知っておきたいのが、「温かい飲み物を飲む=体が温まる」とは限らないということです。
飲み物の温度で一時的に体は温まりますが、その後の体温の変化は飲み物に含まれる成分によって大きく異なります。体を温める成分が入っていない飲み物は、飲んだ直後は温まっても、すぐに体温が下がってしまうのです。
ホットコーヒーが体を冷やす?
意外に思われるかもしれませんが、ホットコーヒーは体を冷やす飲み物とされています。
コーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があり、トイレの回数が増えると体内の水分が減って体温が下がりやすくなります。少量のカフェインは血行促進効果がありますが、飲みすぎると逆効果です。
「温活」を目的に飲むなら、コーヒーよりも他の選択肢を検討してみましょう。
体を温める飲み物の条件
体を芯から温める飲み物には、以下のような成分が含まれています。
血行を促進する成分 — ショウガオール(生姜)、テオブロミン(ココア)、ポリフェノール(赤ワイン)
発酵による酵素 — 紅茶、ほうじ茶、甘酒などの発酵飲料は、酵素の働きで代謝を上げて体温を維持してくれます
ノンカフェイン — カフェインの利尿作用による体温低下を避けられます

飲み物によっては、逆に体を冷やしてしまうこともあるので体を温める成分が入った飲み物を選ぶのがポイントです。おすすめを8つ紹介しますね!
体を温める飲み物おすすめ8選
1. 生姜湯 — 即効性No.1の温活ドリンク
体を温める飲み物の王道といえば生姜湯です。生姜に含まれる「ジンゲロール」は血管を広げて血行を促進し、素早く体温を上げてくれます。
さらに、生姜を加熱すると「ショウガオール」という成分に変化し、血行促進だけでなく体の芯から温める効果がアップします。つまり、チューブの生姜をそのまま入れるよりも、お湯で加熱した方が温活効果は高いのです。
はちみつやレモンを加えると飲みやすくなるので、生姜の辛さが苦手な方にもおすすめです。
おすすめの飲み方: お湯にすりおろし生姜とはちみつを入れて混ぜるだけ。生姜パウダーを使えばさらに手軽です。
2. ココア — 温かさの持続力No.1
ココアに含まれる「テオブロミン」は血管を拡張して血流を促進し、体を温める効果があります。
面白いのは、生姜との比較です。生姜は飲んだ直後の体温上昇は大きいものの、その後は急速に下がります。一方ココアは、体温上昇はやや穏やかですが、温かさが長時間持続するという研究結果があります。
つまり、素早く温まりたいなら生姜、じんわり長く温まりたいならココアがおすすめです。
温活目的で飲むなら、砂糖や添加物が入っていない「ピュアココア(純ココア)」を選びましょう。ミルクココアよりもポリフェノールの含有量が多く、甘さも自分で調整できます。
おすすめの飲み方: ピュアココアをお湯で溶き、少量のはちみつで甘さを調整。生姜パウダーを加えた「生姜ココア」にすると、即効性と持続力のダブル効果!
3. 紅茶 — 発酵の力で体をぽかぽかに
紅茶は緑茶と同じ茶葉から作られますが、発酵の度合いが違います。紅茶はしっかり発酵させて作るため、発酵による酵素が代謝を高め、体温維持に貢献してくれます。
お茶の中では最も発酵度が高く、温め効果も優れているとされています。
ただし、紅茶にはカフェインが含まれているので、飲みすぎには注意。1日2〜3杯程度が目安です。生姜やシナモンを加えると、さらに温活効果がアップします。
おすすめの飲み方: 紅茶にすりおろし生姜とはちみつを加えた「生姜紅茶」。スパイシーで飲みやすく、冬の定番ドリンクになりますよ。
4. ほうじ茶 — カフェイン控えめで就寝前にも
ほうじ茶は茶葉を高温で焙煎して作るお茶です。焙煎によってカフェインが減少するため、就寝前にも安心して飲めます。
香ばしい風味にはリラックス効果もあり、寝る前の一杯にぴったり。体を冷やす作用がなく、穏やかに体を温めてくれます。
おすすめの飲み方: そのまま飲んでも十分おいしいですが、ミルクを加えた「ほうじ茶ラテ」にすると、まろやかな味わいが楽しめます。
5. 甘酒 — 飲む点滴で栄養補給と温活を同時に
甘酒は「飲む点滴」と呼ばれるほど栄養が豊富な発酵飲料です。米麹や酒粕から作られ、発酵食品として体を温める効果が期待できます。
特に酒粕から作られた甘酒は、血流を改善して体を温める効果が高いとされています。米麹甘酒はノンアルコールなので、お子さんや妊娠中の方も安心して飲めます。
ビタミンB群やアミノ酸が豊富で、疲労回復や美容面でも注目されています。
おすすめの飲み方: 温めた甘酒に生姜パウダーをひとふり加えると、温活効果がさらにアップ。
6. ルイボスティー — ノンカフェインで1日中飲める
南アフリカ原産のルイボスティーは、ノンカフェインで体に優しい温活ドリンクです。カフェインの利尿作用による体温低下の心配がないので、1日中安心して飲めます。
ミネラルが豊富で、血行促進や代謝アップにも期待できます。味にクセが少なく飲みやすいので、温活を始めたい方の入門ドリンクとしてもおすすめです。
おすすめの飲み方: ストレートでも美味しいですが、はちみつやミルクを加えてもOK。水筒に入れて職場や外出先でも手軽に飲めます。
7. 白湯 — もっとも手軽な温活ドリンク
白湯(さゆ)は、何も入れていないお湯を50℃程度まで冷ましたもの。最もシンプルで手軽な温活ドリンクです。
白湯を飲むことで内臓が温まり、消化機能が活性化されて血流が良くなります。朝一番に飲む白湯は、眠っていた体を内側から目覚めさせてくれます。
何も入っていないのに効果があるの?と思うかもしれませんが、余計な成分が入っていないからこそ、内臓への負担が少なく、効率よく体を温められるのです。
おすすめの飲み方: 朝起きてすぐに1杯の白湯をゆっくり飲む。これだけで1日の体温が変わります。
8. 黒豆茶 — 女性に嬉しい美容効果も
黒豆を焙煎して作る黒豆茶は、ノンカフェインで体を温めてくれるお茶です。黒豆に含まれるアントシアニン(ポリフェノールの一種)が血行を促進し、冷え対策に効果的です。
大豆イソフラボンも含まれるため、女性ホルモンのバランスを整える効果も期待でき、美容と温活を両立したい方にぴったりです。
香ばしい味わいで飲みやすく、食事にも合うので毎日の食卓に取り入れやすいお茶です。
おすすめの飲み方: 煮出しても手軽なティーバッグでもOK。麦茶の代わりに冬の常備茶にするのがおすすめ。
逆に体を冷やしてしまう飲み物
温活を意識するなら、避けた方がいい飲み物も知っておきましょう。
コーヒー — カフェインの利尿作用で体温が下がりやすい。どうしても飲みたいなら1日1〜2杯に。
緑茶 — 紅茶と同じ茶葉でも、発酵していないため体を冷やす作用があるとされています。
牛乳・豆乳 — 温めて飲んでも冷え取り効果はほとんどありません。ココアに加えるなど、他の温活ドリンクと組み合わせて使いましょう。
冷たい飲み物全般 — 内臓を直接冷やしてしまいます。冬はもちろん、夏でもなるべく常温以上の飲み物を選びましょう。
砂糖入りの甘い飲み物 — 白砂糖は体を冷やす作用があるとされています。甘みを加えるなら、はちみつや黒糖がおすすめです。
温活ドリンクを効果的に飲むコツ
朝一番は白湯から
朝起きてすぐに白湯を1杯飲むと、眠っていた内臓が温まって1日のスタートがスムーズになります。まずは白湯で体を起こしてから、朝食と一緒に紅茶やほうじ茶を飲むのがおすすめです。
こまめに少量ずつ飲む
一度に大量に飲むよりも、1日を通してこまめに少量ずつ飲む方が、体温を安定して維持できます。マイボトルに温活ドリンクを入れて持ち歩く習慣をつけましょう。
就寝前はノンカフェインを選ぶ
寝る前にカフェインを摂ると、睡眠の質が下がって体が冷えやすくなります。就寝前はほうじ茶、ルイボスティー、白湯など、ノンカフェインの飲み物を選びましょう。
ココアにもわずかにカフェインが含まれますが、コーヒーの約1/10程度なので、就寝前でも問題ないとされています。
砂糖の代わりにはちみつや黒糖を
白砂糖は体を冷やす作用があるため、甘みを加えるなら、はちみつや黒糖を使いましょう。はちみつにはビタミンやミネラルが含まれ、黒糖にもミネラルが豊富です。

白湯なら今日からすぐ始められますね!生姜ココアも試してみたいです。

まずは朝の白湯から始めて、お気に入りの温活ドリンクを見つけていってください。飲み物を変えるだけで、冷えの感じ方が変わってきますよ!
まとめ
体を温める飲み物を選ぶポイントは、「温度」ではなく「成分」です。
即効性を求めるなら生姜湯、温かさを長持ちさせたいならココア、1日中飲みたいならルイボスティーやほうじ茶、手軽に始めたいなら白湯がおすすめです。
逆に、コーヒーや緑茶、砂糖入りの甘い飲み物は体を冷やす可能性があるので、温活目的なら控えめに。
生姜ココアのように組み合わせることで温活効果をさらに高めることもできます。まずは朝の白湯から始めて、自分に合った温活ドリンクを見つけて、体の中からぽかぽかに温まりましょう。
※本記事は一般的な情報をもとに作成したものであり、特定の症状の改善や効果を保証するものではありません。体調に気になることがある場合は、医師にご相談ください。

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