
久しぶりにエアコンをつけたら、カビ臭い風が出てきました…。どうすればいいですか?

それ、エアコン内部にカビやホコリが溜まっているサインです!夏本番の前に掃除と試運転をしておけば、快適に夏を過ごせますよ。
「エアコンをつけたらカビ臭い」「掃除したいけど、どこまで自分でやっていいの?」「夏前にやるべきメンテナンスを知りたい」
久しぶりにエアコンをつけたときの嫌な臭い、経験したことがある方は多いのではないでしょうか。あの臭いの正体は、エアコン内部に繁殖したカビやホコリです。
そのまま使い続けると、汚れた空気を部屋中にまき散らすことに。さらに、夏本番に「エアコンが動かない!」と慌てても、修理業者は7〜8月は大混雑で数週間待ちになることもあります。
この記事では、エアコンが臭くなる原因から、自分でできる掃除の手順、試運転のやり方、カビ予防のコツ、業者に頼むべきかの判断基準まで、夏前にやるべきメンテナンスをまるごと解説します。
エアコンが臭くなる3つの原因
1. カビの繁殖
エアコンが臭くなる最大の原因はカビです。冷房や除湿運転では、エアコン内部に結露が発生します。この水分が残ったまま放置されると、カビが繁殖してしまいます。
特に使っていない時期(秋〜春)は、エアコン内部の湿気が抜けずにカビの温床になりやすいです。エアコンから出る風がカビ臭い場合は、内部にカビが発生している可能性が高いです。
2. ホコリや汚れの蓄積
エアコンは室内の空気を吸い込んで冷やす仕組みなので、運転中に空気中のホコリやチリも一緒に吸い込みます。フィルターでキャッチしきれなかったホコリが内部に蓄積し、カビと合わさることで嫌な臭いの原因になります。
使っていない期間でもフィルターにホコリは積もるので、シーズンオフでも油断は禁物です。
3. 生活臭の吸着
タバコの煙、料理の油煙、ペットのニオイ、芳香剤など、室内の生活臭もエアコン内部に吸着されます。これらがカビやホコリと混ざり合い、独特の嫌な臭いになることがあります。

カビだけじゃなくて、普段の生活臭もエアコンに溜まるんですね…

そうなんです。だからこそ定期的な掃除が大切なんです!次から、自分でできる掃除の手順を解説しますね。
なぜ夏前のメンテナンスが大切なの?
掃除の手順に入る前に、なぜ「夏前」がベストなのかを押さえておきましょう。
電気代が余計にかかる
フィルターにホコリが溜まった状態では、エアコンが空気を十分に取り込めず、余計なパワーを使って運転することになります。フィルターが清潔な状態なら、冷房時で約4%の消費電力を節約できるというデータもあります。
故障に早く気づける
5月中に試運転しておけば、万が一の故障にも余裕を持って対応できます。修理業者の繁忙期(7〜8月)を避けられるので、修理費用も抑えられ、予約もスムーズに取れます。
業者に頼むなら5〜6月がベスト
エアコンクリーニングの業者も7〜8月は予約が殺到します。5〜6月なら予約が取りやすく、キャンペーンや割引が適用される業者も多いです。
STEP1:フィルター掃除
エアコンメンテナンスの基本中の基本がフィルター掃除です。自分で簡単にできるので、まずはここから始めましょう。
用意するもの
掃除機、中性洗剤、ぬるま湯、タオル、マスク
手順
1. エアコンの電源を切り、コンセントを抜く
感電防止のため、必ず先に電源を落としましょう。エアコンの下にビニールシートを敷いておくと、ホコリで床が汚れません。
2. フィルターを取り付けた状態で掃除機をかける
いきなり外すとホコリが舞い散るので、まず取り付けた状態でフィルター周辺のホコリを掃除機で吸い取ります。
3. フィルターを取り外す
本体前面のパネルを開けて、フィルターをゆっくり引き出します。
4. フィルターの表面から掃除機をかける
ホコリは表面に付いていることが多いので、表面から掃除機をかけましょう。
5. 汚れがひどい場合は水洗い
ぬるま湯に中性洗剤を溶かして、やさしく洗います。黒い点々が付いている場合はカビの可能性があるので、消毒用エタノールをスプレーしてから洗いましょう。
6. しっかり乾燥させてから戻す
陰干しまたはタオルで拭いて、完全に乾いてから本体に戻します。湿ったまま戻すとカビの原因になります。

フィルター掃除ってどのくらいの頻度でやればいいですか?

理想は2週間に1回です。自動お掃除機能がないエアコンの場合は特に意識してくださいね。使っていない時期でもホコリは溜まりますよ!
STEP2:本体・吹き出し口の掃除
フィルターだけでなく、エアコン本体や吹き出し口も汚れが溜まりやすい場所です。
エアコン本体
固く絞った柔らかいタオルで、本体の外側をやさしく拭きます。上部にもホコリが積もっていることが多いので忘れずに。
吹き出し口・ルーバー
吹き出し口やルーバー(風向きを変える羽根)は、手の届く範囲で拭き掃除しましょう。割り箸にタオルを巻き付けると、細かい部分も拭きやすくなります。
黒い点々がある場合はカビが発生しているサインです。消毒用エタノールを含ませた布で拭き取りましょう。
注意点
エアコン内部(アルミフィン部分)は自分で掃除すると故障の原因になる可能性があるので、無理にいじらないでください。内部の汚れがひどい場合は、専門業者に依頼するのが安心です。
STEP3:室外機のチェック
意外と忘れがちなのが室外機のメンテナンスです。室外機が汚れていると、エアコンの効率が下がって電気代が余計にかかります。
周辺の確認 — 室外機の周囲20cm以内に物を置いていないか確認。枯葉やゴミも取り除きましょう。
裏面のフィンの確認 — 裏面の金属フィンにホコリが詰まっていたら、ブラシでやさしく取り除きます。歪ませると故障の原因になるので、力を入れすぎないように。
ドレンホースの確認 — エアコンの水を排出するドレンホースが詰まっていないか確認します。ここが詰まると室内機から水漏れの原因になります。
STEP4:試運転をしよう
掃除が終わったら、エアコンの試運転を行います。夏本番前に不具合を見つけるための大切な作業です。
試運転の手順
1. 運転モードを「冷房」に設定する
2. 設定温度を最低温度(16〜18℃)に下げる
3. そのまま10分間運転する
4. 冷たい風が出ているか確認する
5. さらに20〜30分間運転を続ける
6. 以下の項目をチェックする
チェックポイント
- 冷たい風がしっかり出ているか
- エラーランプが点滅していないか
- 異臭(カビ臭い、焦げ臭いなど)がないか
- 異音(ガタガタ、キーキーなど)がないか
- 本体から水漏れしていないか
すべて問題なければ、試運転完了です!

試運転で異臭がした場合はどうすればいいですか

まずはフィルター掃除をしてみてください。それでも改善しない場合は、エアコン内部にカビが発生している可能性があります。自分では対処が難しいので、専門業者にクリーニングを依頼するのがおすすめです。
STEP5:カビ予防のひと手間
メンテナンスが終わったら、これからのシーズンのカビ予防も忘れずに。日頃のちょっとした習慣で、カビの繁殖を大幅に抑えられます。
冷房・除湿の後は送風運転を30分
冷房や除湿を使った後、エアコン内部には結露が残ります。そのまま放置するとカビの温床になるので、使い終わったら送風運転を30分ほどかけて、内部を乾燥させましょう。
内部クリーン機能を活用する
最近のエアコンには「内部クリーン」機能が搭載されているモデルが多くあります。冷房停止後に自動で内部を乾燥させてくれるので、設定をONにしておくだけでカビ予防になります。
部屋の換気をこまめにする
エアコンを使う部屋の湿度が高いと、エアコン内部もカビやすくなります。定期的に窓を開けて換気するだけでも、カビ予防に効果的です。
室内の湿度を管理する
エアコン内部のカビは、室内の湿度が高い環境で繁殖しやすくなります。除湿機や温湿度計を活用して、室内の湿度を40〜60%に保つことを心がけましょう。
シーズンオフにも月1回は送風運転
エアコンを使わない時期でも、月に1回、送風運転を30分〜1時間ほどかけると、内部の空気が入れ替わってカビの繁殖を防げます。
業者に頼むべき?自分でやる?の判断基準
自分でやるべきメンテナンス
- フィルター掃除(2週間に1回)
- 本体・吹き出し口の拭き掃除
- 室外機周辺の確認
- 試運転
業者に頼むべきケース
- フィルター掃除をしても臭いが取れない
- 吹き出し口に黒いカビが見える
- エアコンの効きが悪くなった
- 3年以上クリーニングしていない
- 異音がする、水漏れがある
業者クリーニングの費用と時期
業者に頼む場合は、5〜6月が狙い目です。繁忙期の7〜8月よりも予約が取りやすく、割引が適用されることもあります。
費用の目安は、壁掛けタイプで1台あたり約8,000〜15,000円程度。お掃除機能付きモデルはもう少し高くなる傾向があります。

フィルター掃除と試運転なら今すぐできそう!早めにやっておこう。

ぜひ5月中にやってみてください!たった30分のメンテナンスで、真夏のトラブルを防げますよ。快適な夏をお過ごしくださいね!
まとめ
エアコンが臭くなる原因は、カビ・ホコリ・生活臭の3つです。
夏前のメンテナンスは、フィルター掃除→本体・吹き出し口の拭き掃除→室外機チェック→試運転の4ステップ。5月中に済ませておけば、真夏のトラブルを防げて、電気代の節約にもつながります。
カビ予防には、冷房後の送風運転30分と室内の湿度管理が効果的。シーズンオフでも月1回の送風運転で、エアコン内部を清潔に保ちましょう。
フィルター掃除で臭いが取れない場合は、エアコン内部にカビが繁殖している可能性があるので、業者にクリーニングを依頼するのが安心です。
※本記事の情報は2026年時点のものです。業者の料金やサービス内容は変更される場合があります。最新情報は各業者の公式サイトでご確認ください。


コメント