
冬に買った厚さ2cmくらいの分厚いラグ、そろそろ片付けたいんですけど…。洗濯機には入らないし、クリーニングに出せるのかもわからないし、どうしたらいいの?

厚手のラグやカーペットは片付け方に悩みますよね。間違った保管をするとカビやダニの温床になってしまうので、正しいお手入れと収納方法を覚えておきましょう!
「厚手のカーペットを片付けたいけどどうすればいい?」「洗濯機に入らないけど洗えるの?」「丸めればいいの?畳めばいいの?」「次のシーズンまでどこに保管すればいい?」
冬の間、足元をぽかぽかにしてくれた厚手のカーペットやラグ。暖かくなったら片付けたいけど、「大きすぎて洗えない」「どう収納すればいいかわからない」と、しまい方に困っている方は意外と多いです。
私自身、ニトリで買った厚さ約2cmの分厚いラグを前にして、「これ、クリーニングに出せるの…?」「丸めたらクローゼットに入らないんだけど…」と途方に暮れた経験があります。
この記事では、厚手カーペット・ラグのシーズンオフのお手入れ方法から、正しい収納方法、保管中のダニ・カビ対策まで、来シーズンもきれいに使うためのポイントを解説します。
そのまましまうと何が起きる?
「掃除機だけかけて、畳んで押入れに入れればいいでしょ」と思いがちですが、お手入れせずにしまうと大変なことになります。
ダニが繁殖する
カーペットの奥には、冬の間に蓄積した皮脂やフケ、食べかすなどが潜んでいます。これらはダニのエサになり、高温多湿の夏場の保管中にダニが爆発的に繁殖する可能性があります。
次の冬に出したときに「なんだか痒い…」となるのは、保管中に増えたダニが原因かもしれません。
カビが生える
湿気を含んだまま収納すると、保管中にカビが生えます。特に厚手のカーペットは内部に湿気がこもりやすく、表面は乾いていても中は湿っていることがあります。
私も以前、梅雨にクローゼットの中の服や家具にカビが生えた経験があるので、湿気対策の大切さは身をもって知っています。
ニオイがつく
汗や皮脂の汚れが残ったまましまうと、保管中に雑菌が繁殖してイヤなニオイの原因に。次のシーズンに出したときに「臭い…」となって使えなくなることもあります。

掃除機だけかけてしまおうとしてた…。ダニもカビも嫌ですね…

片付け前のひと手間で、来シーズンも気持ちよく使えますよ。順番にやっていきましょう!
STEP1:しっかり掃除機をかける
まずは掃除機で汚れを徹底的に取り除きます。
表面をゆっくり丁寧に
厚手のカーペットは毛足が長いため、掃除機を素早く動かすと表面のゴミしか取れません。1ヶ所につき3〜4秒かけるイメージで、ゆっくり吸い取りましょう。
裏面も忘れずに
カーペットをひっくり返して、裏面にも掃除機をかけます。裏面には髪の毛やホコリが絡まっていることが多いです。
方向を変えて2回かける
毛並みに沿って1回、毛並みに逆らって1回、合計2回かけると奥のゴミまでしっかり吸い取れます。
STEP2:天日干しでダニ対策
掃除機の後は、天日干しで湿気を飛ばしてダニ対策をしましょう。
干し方
物干し竿にかけられるサイズなら竿にかけて干します。大きくて竿にかけられない場合は、ベランダの手すりやフェンスにかけてもOKです。
裏面を太陽に向けて干すと、ダニ対策に効果的です。ダニは日光を嫌って裏面に逃げるため、裏面に日光を当てることでダニを死滅させやすくなります。
干す時間
晴れた日に2〜3時間程度。長時間干しすぎると色褪せの原因になるので、適度な時間にしましょう。
干した後にもう一度掃除機
天日干しで死滅したダニは、そのままカーペットに残っています。ダニの死骸やフンはアレルゲンになるので、干した後にもう一度掃除機をかけて吸い取りましょう。
STEP3:汚れがひどい場合の洗い方
洗濯機で洗えるかチェック
まず洗濯表示タグを確認しましょう。洗濯機マークや手洗いマークがあれば自宅で洗えます。ただし厚さ2cmのラグは、一般的な家庭用洗濯機には入らないことがほとんどです。
自宅で手洗いする方法
洗濯機に入らない場合は、浴室での手洗いがおすすめです。
- 浴槽にぬるま湯(30〜40℃)をためる
- 中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)を溶かす
- カーペットを入れて足で踏み洗いする
- 何度かすすいで洗剤を落とす
- 浴槽のフチにかけて水を切る
- 屋外で干してしっかり乾かす
厚手のカーペットは水を含むとものすごく重くなるので、腰を痛めないように注意してください。無理に持ち上げず、浴槽のフチにかけたまま水が切れるのを待ちましょう。
コインランドリーを利用する
大型の洗濯機・乾燥機があるコインランドリーなら、厚手のカーペットも洗える場合があります。洗濯表示タグが洗濯OKで、コインランドリーの容量に収まるサイズなら試してみましょう。
ただし、裏面がゴム素材のカーペットは乾燥機の熱でゴムが溶ける可能性があるので、乾燥機は使わず自然乾燥にしてください。
クリーニングに出す
「自分で洗うのは大変…」という方は、カーペットクリーニングに対応している専門店に依頼するのが確実です。
宅配クリーニングで自宅まで引き取りに来てくれるサービスもあるので、「カーペット 宅配クリーニング」で検索してみてください。サイズと素材によって料金が変わるので、洗濯表示タグの内容とカーペットのサイズを伝えて見積もりを取りましょう。
もっと手軽に自宅で洗いたいなら
「浴槽での踏み洗いは大変だけど、クリーニングに出すと費用がかかる…」という方には、リンサークリーナー(水洗いクリーナー)という選択肢もあります。水を噴射して汚れごと吸い取る家電で、カーペットを丸ごと持ち上げなくても、敷いたまま洗浄できるのが最大のメリットです。
詳しくは「リンサークリーナーとは?カーペットも車も水洗いできる布用クリーナーの選び方」で解説しています。

浴槽で踏み洗いっていう方法があるんだ!でも厚手だと水を含んだらすごく重そう…

本当に重くなるので、無理は禁物ですよ!体力的にキツいと感じたら、クリーニングに出す方が安全です。腰を痛めたら元も子もありませんからね。
STEP4:消臭・防ダニスプレーをかける
片付ける前に、消臭・防ダニスプレーをかけておくと、保管中のダニ繁殖やニオイを防げます。
カーペット全体にまんべんなくスプレーして、しっかり乾燥させてから収納しましょう。乾かないうちに収納すると、湿気でカビの原因になります。
STEP5:正しく収納する
丸めるのが正解。畳むのはNG
厚手のカーペットは必ず丸めて収納しましょう。畳むと折り目がついて、次に広げたときに跡が残ってしまいます。厚手のものほど折り目が戻りにくいので要注意です。
端からクルクルと丸めて、紐やバンドで2〜3ヶ所固定します。
収納袋は不織布タイプを選ぶ
丸めたカーペットは不織布の収納袋に入れましょう。不織布は通気性があるので、湿気がこもりにくくカビを防げます。
ビニール袋やポリ袋は通気性がないのでNG。湿気が中にこもってカビやニオイの原因になります。
防虫剤と除湿剤を一緒に入れる
収納袋の中に防虫剤と除湿剤を入れておくと、保管中のダニ・カビ対策になります。防虫剤は直接カーペットに触れないように、袋の端に置きましょう。
圧縮袋は使わない方がいい
薄手のカーペットなら圧縮袋も使えますが、厚さ2cmの厚手タイプは圧縮すると毛足がつぶれて元に戻らないことがあります。ふっくらした風合いを保つためにも、圧縮せずに丸めて収納するのがおすすめです。
STEP6:保管場所を選ぶ
湿気の少ない高い場所がベスト
クローゼットの上段や押入れの天袋など、湿気が少なく温度変化が小さい場所が理想です。湿気は下にたまりやすいので、なるべく高い位置に保管しましょう。
床に直置きしない
どうしても床に置く場合は、すのこの上に置くか、新聞紙を敷いて床からの湿気を防ぎましょう。
立てて保管もOK
丸めたカーペットをクローゼットの隅に立てて保管する方法もあります。場所を取りにくく、湿気もたまりにくいのでおすすめです。ただし倒れないように壁に立てかけるか、固定できる場所を選びましょう。

丸めて不織布の袋に入れて、防虫剤と一緒に保管すればいいんですね。これなら私にもできそう!

お手入れ→丸める→不織布袋→防虫剤+除湿剤→高い場所に保管。この5ステップで、来シーズンもふかふかのカーペットが使えますよ!
まとめ
厚手カーペットをしまうときは、「掃除機→天日干し→スプレー→丸めて収納」が基本の流れです。
畳むのはNG(折り目がつく)、ビニール袋もNG(湿気がこもる)、圧縮袋もNG(毛足がつぶれる)。丸めて不織布の収納袋に入れ、防虫剤と除湿剤と一緒に保管しましょう。
汚れがひどい場合は浴槽での踏み洗いか、カーペット対応のクリーニング店に依頼するのが確実です。
冬物のカーペットやラグ以外にも、こたつ布団や毛布など冬物ファブリックのしまい方については「冬物ファブリックのしまい方まとめ」で詳しく解説しています。
暖房器具の片付け方は「暖房器具のシーズンオフお手入れガイド」をご覧ください。
※本記事の情報は一般的なお手入れ方法をまとめたものです。素材やメーカーによってお手入れ方法が異なる場合がありますので、必ず洗濯表示タグを確認してください。


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